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2004年10月23日、新潟県を襲った新潟県中越地震。犠牲者の数63人、全壊家屋が3,175棟(2006年6月9日現在までの消防庁発表資料)と、阪神淡路大震災以後はじめて二桁の犠牲者を出した大地震でした。しかし、建物などの倒壊による死者は10人。死因別内訳では16%を占めるにとどまりました。発生時刻が夕方の5時56分であったこと、発生地が神戸のような都市部ではなかったことを差し引いても、建物などの倒壊による犠牲者が少なかったといえます。
今回の地震による死者63名の死亡要因から見ても明らかですが、「避難中のストレス・疲労・罹病・容体悪化」が49%とトップであるように、建物の倒壊は直接的な人的被害の大小を左右するだけでなく、被災者の精神面の負担を増やします。こうしたことからも、倒壊しないだけでなく、地震後も生活できる空間を確保できる、より耐震性に優れた住まいづくりが求められます。
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